So-net無料ブログ作成
検索選択

面積分割問題06(法務省様あなたは偉大です) [面積分割問題]

 平成21年度本試験土地書式の問題の計算部分のみの解法

 平成21年9月16日現在、この節の方法は、「面積分割問題04」の方法より解り易いと思われます。但し、「面積分割問題04」に書いてある説明を、この節では重複のため省略しているところがありますので、「面積分割問題04」も参考として読むようにお願いします。

問題文や条件は、「面積分割問題04」と同じです。図1は、全く同じですが再掲します。

図1(見にくいので試験を受けた方は問題の図面をみてね)



*     100-2           C
*                    (ロ)
*       J         K      L
*          (イ)

*       I                         99
*   B

*    (ハ)          100-1

E   A   H                         D

*                 市    道



《解答》

 座標値のメモリーへの入れ方は、「面積分割問題04」の「松尾の面積比・相似比分割法」と同じです。既にHの座標値、Iの座標値(xメモリーに入れておく)と(ハ)の面積は「面積分割問題04」のように計算出来ていたものとします。

ここで、問題は100番1の土地を三筆に分筆するのが目的です。
三筆と言うのは、(ロ)と(ハ)と残地のことです。
当然
100番1の土地の面積=(ロ)+(ハ)+残地
となります。
ところで、台形JLDHについて、考えてみます。(Kは線分JL上の点、Iは線分JH上の点なので、JKLは一直線ですし、JIHも一直線です。JLとHDは平行。よって台形であることは自明。)

台形JLDHの面積=(イ)+残地
となることは明らか、また(ロ)+(ハ)=(イ)より
100番1の土地の面積=(ロ)+(ハ)+残地=(イ)+残地=台形JLDHの面積
(↑ここに気が付きにくいのです。)

(計算の方針)
ここで、台形の高さ(=線分JH)をhと置き、∠CDA=βと置くと、台形の面積をhとβを使って表わせるので、この式を=「100番1の土地の面積」と置く等式が成立し、βの角度や「100番1の土地の面積」は、直ちに算出出来るので、hの二次方程式となり、hを確定する。
HD=d-(a+0.57i )=12.50

台形JLDHの面積=0.5×(上底+下底)×高さ
=0.5×(12.50-h×(1/Tan(β))+12.50)×h
=100番1の土地の面積
=Abs[Im{0.5×Conja(b-d)×(c-a)}]
=100.336700…(台の式)


β=∠CDA=arg((c-d)÷(a-d))
=75゜57′49.52″
ここで、今まで使用していた電卓を犬電卓と呼び、まだ使用していなかった電卓を猫電卓と呼ぶことにします。
 これら、二元連立・二次方程式を猫電卓で解くことにします。
 1/Tan(β)の数値を計算して、猫電卓のfメモリーに入れる。

(台の式)を計算すると
0.5×(12.50×2-f・h)h=100.336700
-0.5×f・h^2+12.50h-100.336700=0…(hの二次)

(hの二次)を二次方程式の根の公式で解きますが、その際、
猫電卓で-0.5×fの値を計算し、猫電卓のaメモリーに入れます。
12.50を、猫電卓のbメモリーに入れます。
-100.336700の値を猫電卓のcメモリーに入れます。

二次方程式の根(-B±√(B^2-4AC))/2A…(根の公式)

(注意)ここで、「電卓の設定と基礎」のところで解説しましたように、÷2Aの計算をする場合、新型fx-***ES(「***」には993が入る。)の場合は、そのまま計算するだけですが、旧型fx-***ES(「***」には991が入る。)の場合は、÷2Aとは÷2×Aの意味になり、計算が全然違ってきますので、ご注意ください。旧型の場合は÷(2A)としなければなりません。

h=91.198371または8.801621となりますが、91.198371は無縁根です。
J=H+8.801621
J=a+0.57i +8.801621
これを計算してfとし、紙に書かず四捨五入もせず、犬電卓のfメモリーに入れます。

以下、「面積分割問題04」の「松尾の面積比・相似比分割法」の(Jの決定式)のところから同じ計算になります。

 いやー長かったです。それにしても、法務省の出題内容を「難解すぎる」と批判してしまいましたが、なかなか良く出来た問題でした。御役人様もなかなかやるものです。しかし、解き方に気が付いても、時間内に出来るものでしょうか。それが問題です。
 まだ、検証していませんが、とりあえずアップします。細かい修正があるかもしれません。あしからず。

 時間を計ってみたところ、次のようになりました。

 ①ABCDEFの座標値を犬電卓のメモリーに入れるのに、確認も含めて59秒。

 ②Iの座標値を算出し、(ハ)の実測面積を計算して「滝川クリステル検算」で確認するのに、5分26秒。(但し、Iの座標値を丸めていない場合と丸めた場合の二種類計算する。)

 ③J・Lの座標値を算出し、(イ)・(ロ)および、分筆の残地の実測面積を、計算して「滝川クリステル検算」・「カステラのななめ切り検算」で確認するのに、15分21秒。(但し、J・Lの座標値を丸めていない場合で(イ)・(ロ)を計算後、(イ)=(ロ)+(ハ)を確認し、さらに丸めた場合で(ロ)と残地を計算する。)

 ④各辺長を計算するのに1分40秒。

以上①~④合計23分26秒。

 すべて、答は紙に書くまでの時間です。I・J・K・Lの座標値は丸めないものをメモリーに入れたままにしておいて、丸めた数値で計算する時は、いちいちRnd()を使って計算する方が、解り易くて良いようです。
 たとえば、辺長KLを求める場合は、(Kの座標値がmメモリー、Lの座標値がeメモリーに入っているなら)Abs(Rnd(m)-Rnd(e))のように計算した方が、かえって、丸めた数値をメモリーに入れ直すよりも、解り易いようです。

 なお、③の部分は、「面積分割問題04」における「松尾の面積比・相似比分割法」の方がかえって速いことが解りました。その方法で15分02秒です。しかし、時間は掛かってもこの節(「面積分割問題06」)の方法が解り易いと思われます。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

21年度試験問題・書式(土地)第21問解説(目指せ!独学で合格!【土地家屋調査士】 2009-10-11 01:51)

試験惨敗でしばらくは勉強する気をなくしていました。久しぶりに勉強をしてみようと思い、試験問題を解きなおしてみることにしました。第21問(書式・土地)ネット上でなかなか解説が見当たらず、学校関係のページは個人情報を登録しなくては見られないのでパスやっと見つ...

この記事のトラックバックURL:

関連リンク

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。