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各論15(変身補正03) [各論]

変身補正の基本図03.jpg


 今回は、変身補正(変身は偏心が正)の問題を出してみました。今まで出したものとは、
少し図の形が変わっただけですが、それだけで結構頭を悩ますものです。


【例題1】
 見取図(偏心補正の基本図03)において、下の観測結果を得た。D点の座標値を求めよ。D点の座標値は、四捨五入して下2桁まで求めよ。計算途中で、求めた距離・角度・他の点の座標値などは、一切四捨五入しないで次の計算に使用すること。(なお、方向角は北方向を0°とする。見取図は上方向が北とは限らない。)

{観測結果}
*     X座標      Y座標
A -2034.26  +2398.51
T’=223゜28′50″
φ=291゜31′34″
ё=5.91メートル

A→Bの方向角 -7゜13′28″
S1=51.48メートル
S2=62.05メートル



《解答》
A=-2034.26+2398.51i →aに入れる。
T’=223゜28′50″→eに入れる。
φ=291゜31′34″→mに入れる。

正弦定理より、
S1/SIN(360°-φ)=ё/SIN(α)
これを解いて
α=6゜07′50.03″→xメモリーに入れます。
計算手順を説明すると
α=SIN^-1[{51.48÷SIN(360°-m)÷ё}^-1]のようになります。

次に正弦定理より、
S2/SIN(φ-T’)=ё/SIN(α’)
α’=5゜04′04.94″→yメモリーに入れます。

∠BAC=180°-α-(360°-φ)
∠CAD=180°-α’-(φ-T’)ですから
A→Dへの方向角は
「A→Bの方向角」+∠BAC+∠CAD
よって
D=A+S2∠(「A→Bの方向角」+∠BAC+∠CAD)
D=a+62.05∠(-7゜13′28″+180°-x-(360°-m)+180°-y-(m-e))
D=-2090.4700+2372.2301i を得ます。

(答)
D=-2090.47+2372.23i 



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 上級者以外、見てはいけない知ってはならない。
 たぶん、参考書等にはこのような方法が載っているものと推測されますが、解りにくいので推奨出来ません。ただし解るならこっちが速いのかも…。

x・yの各メモリーに入れたところまで同じです。
見取図の角βは三角形の外角なので
∠BAP+α=β
またβの対頂角を考えると
β=180°-(∠PCD+α’)だから
∠BAP=180°-(360°-T’ +y)-x
これを求めて、下の式を計算します。
D=A+S2∠(「A→Bの方向角」+∠BAP+180°)

 これ以外にも、たとえば、C点の座標値を求め、S4を求め、C→Dの方向角を求めてDを決める方法とか、いろいろ試してみましょう。
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