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おしらせ92(23年度考察) [おしらせ]

 「おしらせ90」で、計算方法は概略説明しましたが、もう少し詳しく書きます。
 内容が、重複していますがあしからず。

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数値を下2桁で丸めるかどうかの判断についての指針
マツヨシの勝手な計算原則(内容は保証出来かねます。)

 次のような問題が有った場合の四捨五入の処理はどうしたものでしょうか?

問題1…Aは既知点(下2桁で座標値が解っている)、Cが求点(下2桁で求める)、Cを求める為にB点を求める必要がある場合で、答案にB点の座標値を問わないもの。

問題2…問題1と条件は同じで、答案にB点の座標値(下2桁で求める)を問うもの。


(問題1の場合)
 A点から→B点を求め→C点を求める
という流れになりますが、原則としてB点の座標値を丸めないでC点を求める計算に使用します。「B点の座標値が必要だ。」と感じたのは、受験生の感覚であって、A点からいきなりC点を求める計算法が有れば、それで求める訳ですから、途中のB点で四捨五入することによって誤差を拡大させてはいけません。

(問題2の場合)
 同じ流れになりますが、B点の座標値を丸めてC点を求める計算に使用する場合と、丸めないで使用する場合の両方が存在します。
 なるべく正確に計算するなら、丸めないBを使用すべきことは言うまでも有りませんが、そのようにすると、解答にB点の座標値を書かせたことが「これが正式なBの座標値である。」と宣言したようなものですから、これを使わないで次の計算に入るということにいささか問題が有るのかもしれません。
 但し、どちらで計算してもC点の解答に影響が無いようにB点の座標値を切りの良い数値(下3桁以下が四捨五入し易い数値)になっていることが多いです。
 そうでない場合は、どちらかというと「B点の座標値を丸めて使用する。」場合が多ようにマツヨシは感じました。もし、本試験でこのような場面に遭遇したら一種の賭けみたいなものと思ってどちらか御自分で判断してください。
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 ところで、もうひとつ重要な指針がありました。
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条件が過剰な時の計算指針
マツヨシの勝手な計算原則(内容は保証出来かねます。)

 次のような問題が有った場合の計算方針はどうしたものでしょうか?

問題例1…A・Bは既知点、A→Bの延長上にあるCを求点する問題である。但しAとBが既知点であるから、A→Bの方向角は計算で求められるにもかかわらず、A→Bの方向角が何゜何′何″というように数値で与えられていて、計算で求めたものと微妙に違っている。(本問H点の求点と共通する部分有り)

 このような、条件過剰な問題の場合、指針としましては、①及び②の方針で処理します。
①具体的に与えられた数値を優先すること。つまり、あなたが計算で求めた数値よりも、問題文に出てくるストレートな数値を「正」とすること。
②「①」の方針により、条件同士で矛盾した部分が出てもあまり気にしないこと。

 したがって問題例1の場合は、数値で与えられた方向角を使ってCを求めます。


問題例2…A・B・C・Dは既知点、直線ABと直線CDの交点Eは、計算で求められる。このEの座標値を使って点Fを求める問題である。但し問題にE点の座標値が数値で与えられていて、それが交点計算で求めたものと微妙に違っている。

 この問題の場合も、数値で与えられたEの座標値を使ってFを求めます。

問題例3…A・B・Cは既知点、線分AB上に点Dを取る。CDの距離が☆.☆☆mと数値で与えられていて、Dを求点する問題である。これだけの条件でDの座標値は(正弦定理等により)計算で求められるのであるが、さらに御親切にC→Dの方向角が何゜何′何″というように数値で与えられていて、実際に計算で求めたDによりC→Dの方向角を求めてみると、与えられた方向角と微妙に違っている。

*       A


*     D


*                          C

*B

 この問題の場合は、いろいろな計算方針が考えられますが、多いのは次のような方針です。
 C点から与えられた方向(角)に、与えられた距離だけ進んだところがD点であるとして求めます。このような計算で求めたD点が、正確には直線AB上に無くてもそれは仕方の無いことと無視して、これを答とします。(「D点が直線AB上に無い」という状態は、線分CDと線分ABの間に隙間が有る場合とか、D点が線分ABを突き抜けている場合のことを指します。)

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さて、問題に入ります。

Fixモードを下2桁に設定します。
電卓において、変数のメモリー場所を次のように決めます。

D→dメモリーに入れます。
E→eメモリーに入れます。
J→fメモリーに入れます。

DHとEJの交点をWとすると
W=e+9.732∠arg(f-e)
ですからこの部分の計算結果を紙に書いたりせずに、いきなりHを計算して、
H=e+9.732∠arg(f-e)+6.836∠120゜0′0″
=313.3700+321.2601i →紙には書かなくても良いでしょう。
再度計算して合っていたら、下2桁で丸めてH座標値の解答とします。
H=313.37+321.26i →mメモリーに入れます。




猫電卓において、変数のメモリー場所を次のように決めます。

D→dメモリーに入れます。
E→eメモリーに入れます。
T1→xメモリーに入れます。
T2→yメモリーに入れます。
T3→fメモリーに入れます。

A=x+15.120∠(arg(y-x)+150゜21′44″)
→紙には書かず丸めずにaメモリーに入れます。
A=309.5991+277.0870i 

M=x+06.613∠(arg(y-x)+324゜02′29″)
→紙には書かず丸めずにmメモリーに入れます。
M=309.6681+298.7919i 

K=y+05.067∠(arg(f-y)+319゜07′54″)
→メモリーの個数が不足しそうなので紙に書きます。(最終的には求積のための座標値全てを犬電卓に集約するつもりです。)
K=303.3415+310.9010i 

 それぞれ、二回計算して、AとMについては「電卓内部検算」を行います。(つまり二回目の計算結果からメモリーを引き算して零になることを確認します。)Kについては、紙に書いてある数値と同じであることを確認します。

△ABMについて、AMを底辺とし、Bから底辺に下ろした足(交点)をPと置きます。
PM=√(16.27^2-14.51^2)=7.3602
これを紙にかいたりせずそのまま
AB=√((21.70-ANS)^2+14.51^2)=20.4002


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上級者以外、見てはいけない知ってはならない。
なお、ここで∠BMPをアークサインで求め、余弦定理でABの距離を求めるのも可です。
∠BMP=SIN^-1(14.51÷16.27)
=63゜06′12.73″→紙に書かずそのまま
AB=√(16.27^2+21.70^2-2×16.27×21.70×COS(ANS))
とします。
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ABとEMは平行ですから、A→Bの方向角とM→Eの方向角は同じです。
ABの値を紙にかいたりせずそのまま
B=a+ANS∠arg(e-m)
→紙には書かず丸めずにbメモリーに入れます。
PMからの計算を二回行い、Bについては「電卓内部検算」を行います。
B=324.1548+291.3803i 

BM=Abs(b-m)=16.27(←地積測量図上に書いてある距離)であることを確認します。
∠EMB=arg((e-m)÷(b-m))
=71゜34′25.33″これを紙に書きます。


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上級者以外、見てはいけない知ってはならない。
ここで、「∠EMBを求めるだけであれば、B点の座標値は必要ないのではないか?」という疑問が出てきます。(但し、A点の座標値はどうしても必要です。)
A点の座標値を求めた後、
∠BMA=∠BMP=SIN^-1(14.51÷16.27)
=63゜06′12.73″→紙に書かずそのまま
∠EMB=∠EMA-∠BMA=arg((e-m)÷(a-m))-ANS
=71゜33′27.58″→先ほど出した数値と少し異なるのは、地積測量図の各辺の辺長の四捨五入によるものと思われます。この数値のまま、次の計算に入っても影響ありませんでした。但し、この問題は非常に曖昧な表現が多いので、B点も座標値を求めて、着実に計算を進める方が無難かもしれません。
 ただ、このようにして計算出来るのであれば、問題文の「ABとEMが平行である。」という条件は「一体何だったのか?」という疑問が出てきます。これは問題の作成者が図形や数学に不慣れであるにも関わらず「凝った問題を作ろう。」と意気込んだせいではないか?とマツヨシは推測します。
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△BCMについて、BMを底辺とし、Cから底辺に下ろした足(交点)をQと置きます。
CM×SIN(71゜34′25.33″)=CQなので、
CM=9.67÷SIN(71゜34′25.33″)
(↑実際は角度の部分はANSとします。)
CM=10.1926
これを紙にかいたりせずそのまま
C=m+ANS∠arg(e-m)
C=316.9406+305.9333i →念のため紙に書きます。
丸めないでcメモリーにいったん入れ、「電卓内部検算」を行います。
合っていたら下2桁で丸めたものを、猫電卓の表示を見ながら数字キーを押して犬電卓のcメモリーに入れます。
C=316.94+305.93i これが、Cの解答です。
以下、犬電卓に面積計算に必要な座標値を集めて行きます。
Iの座標値(既知点)→犬電卓のxメモリーに入れます。
Kの座標値(紙に書いた)→下2桁で犬電卓のyメモリーに入れます。

求める申請地の面積=
四角形CDHI+四角形IHJK
=Abs[Im{0.5×Conja(c-m)×(d-x)}]
+Abs[Im{0.5×Conja(x-f)×(m-y)}]
=113.8750㎡
解答は113㎡です。
 境内地なので、少数点以下を切捨てます。この問題を読み始めた時は、「境内地だから1㎡単位だぞ。」と自分に言い聞かせた受験生でも、計算の終わりの頃には忘れてしまった方が結構いらっしゃったでしょう。この土地の見取図には「社務所」や「社殿」・「神楽殿」などが描いてあって、あたかも宅地の図面を見ているような錯覚におちいらせてしまうところが、この問題の意地悪なところです。




 ところで、問題文で「直線上にあるもの」とされた各点が本当に直線上にあるのかどうかの検証をしなければなりません。しかし、実際はそんな時間的な余裕は無いでしょう。
 このブログでは、練習のため検証してみましょう。

 問題の条件は、次の①②です。
①C・DはEM上の点である。
②J・KはGL上の点である。

 一般に直線PQ上にRが有るかどうかを確認する場合の計算方法


*                                P

*            R
*             R’

*Q

Rが直線PQより北側にあると仮定して
方法1:∠RQPを調べます。
∠RQP=arg((P-Q)÷(R-Q))
 もし角度が正の数値で出れば、見込み通り北側にあるし、負の数値なら南側にあると判断します。

方法2:RからPQに下ろした垂線の足をR’と置く時、RR’の距離を求める。
RR’=Abs(R-Q)×SIN(∠RQP)
 もし距離が正の数値で出れば、見込み通り北側にあるし、負の数値なら南側にあると判断します。
 方法2の方が、ずれている距離が解り易いですが、計算は面倒です。


 まず、①の条件から、
「CはEM上の点である。」ことを検証してみましょう。
猫電卓で計算します。
cは、下2桁で丸めていますが、mは丸めていません。このまま計算するのは精度の点で問題があるのですが、試験中は時間が貴重なのでこのまま計算します。
方法1:∠CME=arg((e-m)÷(c-m))=0゜0′39.07″(北側)
方法2:CからEMまでの距離
=Abs(c-m)×SIN(ANS)=0.001930(北側)

 次に、「DはEM上の点である。」ことを検証してみましょう。
 但し、Dの座標値は問題文に与えられているので、計算して今更「EM上の点ではない。」ということが判明してもどうしようもありませんから、実際には検証の必要はありません。
方法1:∠DME=arg((e-m)÷(d-m))=0゜0′19.26″(北側)
方法2:DからEMまでの距離
=Abs(d-m)×SIN(ANS)=0.001393(北側)

 どちらも距離にして2mm以下ですので、このぐらいの誤差ならば、CとDは直線EM上の点であるといえるでしょう。
 また、距離を出さなくても、角度が1分にも満たないのでOKとしても結構です。
 ちなみに、10m×SIN(0゜1′0″)≒0.0029m(→つまり2.9mm)ぐらいです。1分の誤差があれば、10m先では3mmぐらいの誤差があるということです。




 次に、②の条件から、
「KはGL上の点である。」ことを検証してみましょう。
犬電卓で計算します。
 Kの座標値はyメモリーに、Jの座標値はfメモリーに、下2桁で入っています。
 しかし、GとLの座標値は、メモリーに入っていません。ここで、使わなくなったメモリーを再利用しても良いのですが、試験中にこれをすると混乱してどのデーターをどのメモリーに入れたかが解らなくなってしまうことがあります。そこで、その対策として、原始的な方法を紹介します。

問題文のLの座標値
303.65+302.14i =
のように数字キーと「=」を打って、電卓画面に表示します。ここで、Lの座標値がANSメモリーに入ります。
方法1:∠KLG
=arg(((302.56+332.88i )-ANS)÷(y-ANS))
=0゜0′14.54″(北側)これを紙に書きます。

方法2:KからGLまでの距離
新型fx-***ES(「***」には993が入る。)には、電卓の上部(電卓画面の直ぐ下)に惰円形の「REPLAY」というボタンがあるので、そこの△ボタンを押すと、今までの計算を遡ってみることができます。ここで
Lの座標値
303.65+302.14i を見つけて再度「=」を押すと、Lの座標値が再度ANSメモリーに入ります。この方法を、「リプレイ再入力法」と名付けることにします。

KからGLまでの距離
=Abs(y-ANS)×SIN(0゜0′14.54″)=0.000618(北側)


 次に、「JはGL上の点である。」ことを検証してみましょう。
 但し、Jの座標値は問題文に与えられているので、計算して今更「GL上の点ではない。」ということが判明してもどうしようもありませんから、実際には検証の必要はありません。
「リプレイ再入力法」で、Lの座標値を再度ANSメモリーに入れます。

方法1:∠JLG
=arg(((302.56+332.88i )-ANS)÷(f-ANS))
=-0゜0′30.36″(南側)これを紙に書きます。

「リプレイ再入力法」で、Lの座標値を再度ANSメモリーに入れます。
方法2:JからGLまでの距離
=Abs(f-ANS)×SIN(-0゜0′30.36″)=-0.001944(南側)
 このぐらいの誤差ならば、KとJは直線GL上の点であるといえるでしょう。

 まだまだ、書き足すことが出そうです。



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おしらせ91(間違った人にも望みがあるかも) [おしらせ]

 今日は、遅く帰宅したので、あまり解説が書けません。
 しかし、受験生の皆様は心配でしょうから、気が付いたことの概略を書きます。


①51番3の土地賃貸契約書に添付された図面にはCM=10.05mとされている。
ブロック塀の長さ(CM?)は10.05mであった。
→しかし、この表現では、
(あ)ブロック塀の最北(東)端が「C」そのものなのか?
(い)ブロック塀の途中に「C」が存在するのか?
(う)あるいはブロック塀の最北(東)端を延長したところに「C」が存在するのか?

…が不明です。

③「中村容子の検証ではCMの点間については、ブロック塀の長さと(51番3の?)地積測量図の辺長が相違していることが確認された。」と本文中にあります。
→しかし、この表現では、
(あ)51番3の地積測量図が正しいのか?
(い)ブロック塀の長さ10.05mがCMの距離として正しいのか?
…が解りません。
 ただ、一旦申請して登記された51番3の地積測量図は、勝手に変えるわけにはいかないでしょうから、実務ではこれに合わせるしかないのでしょう。つまり(あ)「51番3の地積測量図が正しい」と考えるべきなのでしょう。しかし、実際現場でCMの距離が違っているならば、隣地の地積測量図に無理やり合わせるというのもいかがなものかと思いますが…。

④仮に(あ)を認めても、51番3の地積測量図に書いてある数値を使ってCMの長さを求めるのは、誤差の大きさから無理があると思われます。
 ここで、問題作成者としては次のような導入をすべきと考えます。

(1)「51番3の地積測量図の図面上の数値は、正確なものであって、すべて下3桁以下の端数は0であった。」という解説文を入れる。

(2)「51番3の地積測量図の図面上の数値を使って計算で求めたCMの長さは、中村容子が検証で求めたCMの長さと完全に一致している。」という解説文を入れる。

…このように問題文を付け加えなければ、出題としてフェアとは言えないとマツヨシは思います。

 ただ、時間の無い中、CM=10.05mで計算した受験生も多かったことと思われます。この場合、地積測量図上では解答と0.1mの誤差が出てしまうのですが、図面上ではその誤差は0.4mmしかありません。これでは、正しい図面と見比べて、ほとんど差が見いだせないでしょう。したがって、減点対象となるのは次の部分だけです。

(ア)Cの座標値
(イ)Cに関連する二つの辺長
(ウ)実測面積の計算結果

→建物が出来ていれば、案外行けるかも。(ぬか喜びは禁物!)
 最悪なのは、「いったいどうすればいいのだ。」と考え抜いた末、時間切れで地積測量図が完成出来なかった受験生ですね。


 土地所在図を完全失念された方
→苦しいですがそれほどの減点でもないかも。

 なお、「近傍類似の土地の地図の縮尺は500分の1である。」とありますから、地積測量図を500分の1で描いて「土地所在図兼地積測量図」としたら、土地所在図を省略できるでしょうか?
→ちょっと無理かも地積測量図の減点が厳しいかも?
→ですが250分の1で書きなさいという指示も無いようなので、まけてほしいのですが…。どうなのか?

 平成20~23年度の土地☆式問題作成者像は、
①文系の大学を出ている。(理系ではない)
②登記申請の受付経験者である。(登記官経験者?)
③測量の実務経験はない。

…という感じがしてきました。これは法務省のの若い職員が作っているのかもしれません。



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おしらせ90(こりゃ歴代最高クラスの悪問でっせ) [おしらせ]

 これは、ひどい問題ですな。どうして、ひどいのかは、後日詳しく説明いたします。
 とりあえず、概略の計算の仕方を説明します。

Fixモードを下2桁に設定します。
電卓において、変数のメモリー場所を次のように決めます。

D→dメモリーに入れます。
E→eメモリーに入れます。
J→fメモリーに入れます。

DHとEJの交点をWとすると
W=e+9.732∠arg(f-e)
ですからこの部分の計算結果を紙に書いたりせずに、いきなりHを計算して、
H=e+9.732∠arg(f-e)+6.836∠120゜0′0″
=313.3700+321.2601i →紙に書きます。
再度計算して合っていたら、下2桁で丸めてH座標値の解答とします。



猫電卓において、変数のメモリー場所を次のように決めます。

D→dメモリーに入れます。
E→eメモリーに入れます。
T1→xメモリーに入れます。
T2→yメモリーに入れます。
T3→fメモリーに入れます。

A=x+15.120∠(arg(y-x)+150゜21′44″)
→丸めずにaメモリーに入れます。
A=309.5991+277.0869i 

M=x+06.613∠(arg(y-x)+324゜02′29″)
→丸めずにmメモリーに入れます。
M=309.6681+298.7919i 

K=y+05.067∠(arg(f-y)+319゜07′54″)
→メモリーの個数が不足するので紙に書きます。
K=303.3415+310.9010i 

 それぞれ、二回計算して、AとMについては「電卓内部検算」を行います。(つまり二回目の計算結果からメモリーを引き算して零になることを確認します。)Kについては、紙に書いてある数値と同じであることを確認します。

△ABMについて、AMを底辺とし、Bから底辺に下ろした足(交点)をPと置きます。
PM=√(16.27^2-14.51^2)
これを紙にかいたりせずそのまま
AB=√((21.70-ANS)^2+14.51^2)
(なお、∠BMPをアークサインで求め、余弦定理でABの距離を求めるのも可です。)
これを紙にかいたりせずそのまま
B=a+ANS∠arg(e-m)
→丸めずにbメモリーに入れます。紙には書きません。
PMからの計算を二回行い、Bについては「電卓内部検算」を行います。
B=324.1548+291.3803i 

BM=Abs(b-m)=16.27(←地積測量図上に書いてある距離)であることを確認します。
∠EMB=arg((e-m)÷(b-m))
=71゜34′25.33″これを紙に書きます。

△BCMについて、BMを底辺とし、Cから底辺に下ろした足(交点)をQと置きます。
CM×SIN(71゜34′25.33″)=CQなので、
CM=9.67÷SIN(71゜34′25.33″)
(↑実際は角度の部分はANSとする)
CM=10.1926
これを紙にかいたりせずそのまま
C=m+ANS∠arg(e-m)
C=316.9406+305.9333i 
丸めないでcメモリーにいったん入れ、「電卓内部検算」を行います。
合っていたら下2桁で丸めて再度cメモリーに入れます。
C=316.94+305.93i これが、Cの解答です。


△CQMは、Cの頂点が、鋭くとがった直角三角形です。よって長辺CQと斜辺CMは近い長さです。
 下2桁で丸めてあるので、9.665≦CQ<9.675の範囲ですから、CMもそれぐらいの誤差があると見なければいけません。
 したがって、この下2桁で丸めた9.67mという距離を使って、CMの距離を求めることは無理なのです。土☆☆☆☆☆士中村容子さんは、古い地積測量図のデーターを使わず、現地を実測してCMの距離を出さなければいけないのです。問題文では、「実測したら、10.05mではなかった。」という旨の内容になってはいますが、「それではどうした。」という部分が抜けているため、「古い地積測量図のデーターを使って計算して良い。」という結論が出せないのです。むしろ、土☆☆☆☆☆士が、そのようないいかげんな判断をしてはいけないのではないでしょうか?
 こりゃ、歴代最高の悪問ですぞ。




 今日は、ここまでにさせてください。最近、株の掲示板で、マツヨシにやたらと返信が多いのです。仲間は大切にしないと情報の交換ができなくなってしまいますので…。

 「もうすぐ稲刈り」様、最後のページもいただきました。有難うございます。
 優しい言葉使いのあなたの文章を読むと、「ひょっとすると」という疑問が湧いてきます。
 違ってたらゴメン、もしかして、あなたは女の子ではありませんか?


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おしらせ89(C点が合わない) [おしらせ]

 送っていただいた、問題を早速やってみたら、一緒に付いてきた解答(たぶん包○学院のものと思われる)と合いません。(Hは直ぐに出ます。)
 C点の座標値がX座標値もY座標値も0.1mぐらい合いません。
 駄目だあああああ、これでは。焼け酒飲んで寝よう。明日ゆっくり考えます。どこか見落としがあったのだろう。歳じゃなあああ。

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おしらせ88(何と問題を送ってくれた方が…) [おしらせ]

 当ブログにとって、最大の事件(笑)と言っても過言ではありません。
 当ブログは、恐ろしくコメントの少ないブログです。たぶんマツヨシの毒気が強過ぎて、読者が引いてしまうのでしょう。
 昨日、「もうすぐ稲刈り」様からコメントを頂戴しましたが。これでも大変な事件です。
 今日は、「もうすぐ稲刈り」様からメイルで、スキャナーで撮った23年度本試験の土地☆式問題を頂戴しました。誠に有難うございます。こんなことは、当ブログ開設以来のことです。(嫁よ!明日は、赤飯だぞ。)
 マツヨシは、毎回「包○学院」様に、問題をFAXしてもらっていました。
 その際、「○○○○の講座でお世話になっている☆☆です。」と言って、「参考までに土☆☆☆☆☆士の問題を見たいので。」という理由を付けていましたが、さすがに最近○○○○の講座も受けていないので、そうも言えず困っていました。
 本日、一般人として、資料を請求してみましたが、やんわりと断られてガックリ来てしまいました。
 昔の、受験仲間も合格しているだろうし、合格していなさそうな人に、「君はまだ受験してるだろう?」と聞くのも失礼な話ですので、途方に暮れたというところでした。

 さて、問題を印刷した印象では、「☆☆省のお役人様ったら、またまた複雑な図面を考えちゃって、私ら困るんですよね。」と言いたいところです。

 明日から、解説させてくれえええ。



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しょーもない話10(お疲れ様でした) [しょーもない話]

 お疲れ様でした。今年度の問題はどうでしたか?
 マツヨシも、問題文をどこからか手に入れなければいけません。
 読者の皆様の誰か、土地がどんな問題だったか概略だけでもマツヨシに教えていただけませんか?
 それにしても、この試験はハードですよね。「時間が無えんだよおオオオオ。」と叫びたくなったでしょうね?
 「自分の答案は出来ているのだろうか?」と心配になるのは、上から2割程度の優秀な方たちだけで、大部分の受験生は、試験が終わると同時に(あるいは試験中に)「こりゃ駄目だ。」と感じるものです。
 落ちた受験生は来年度に向かって頑張ろうぜ!


 美しい声を聴いて癒されてくれ。

 超高音Vitasさんのアルバム「The Songs of My Mother」の中の(確か?)「Mama」という曲


 それにしても、すごい高音ですな。マツヨシは、キーンと言う一番高い声を「シンセサイザーの音だ」と思っていました。こんな高音が出れば、どんな歌も歌えていいですね。

ウィキペディアより:ヴィタス(ロシア語: Витас; 英語: Vitas)、本名:ビタリー・ブラダソビッチ・グラチェフ(Виталий Владасович Грачев)は、ロシアで活躍する歌手、作詞家、作曲家、俳優、ファッションデザイナー




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しょーもない話09(健闘を祈る) [しょーもない話]

 いよいよですな。
 気合は入ってますか?
 体調に注意して、万全の体勢で臨みましょう。

 試験直前のちょっとしたトラブルは、気分に大きく影響するものです。
例えば…、
①職場・家庭等で、テンションの下がる出来ごとがあった。
②直前に練習した問題がサッパリ出来なかった。
③試験直前に交通のトラブルが有った。あるいは遅刻しそうになった。
④毎年試験会場は「ここ」と決まっていたので確認していなかったが今年から変っていたのに気が付かなかった。
受験その他重要なアイテムを家に忘れてきた。

 …などです。

 土☆☆☆☆☆士の試験では有り得ないでしょうが、例えば試験会場が土足厳禁である場合、スリッパを忘れただけでも何だか気合が入らないものです。

 中級以下の方は、直前でも猛勉強しましょう。しかし、A判定をたびたび貰っているような上級者の方は、前日・前々日にボロボロになるまで長時間の勉強をするのは、いかがなものかとマツヨシは(最近では)思います。
 あまりに脳みそが疲れ過ぎて、頭がボーとなってしまうこともありますので…。
 また、直前に「法規ばかり」あるいは「書式ばかり」を勉強するのもあまり良くありません。
 マツヨシは、法規に弱かったので、直前1週間は「法規ばかり」をやっていることが多かったですが、書式の問題を読んでもすぐに頭が反応してくれませんので要領を思い出すのに数分の無駄をしていました。

 また直前に、今まで全く挑戦したことのない問題を解こうとするのは、止めた方が良いかと思います。易しそうでも意外と出来なかったりして、自信を無くしますので…。

 試験中は、どんなに時間が無くても、「ああもう駄目だああああ。」とヒステリックにならないようにしましょう。「時間がないから確認せずにどんどん計算しよう。」などと思っても、結局はすぐに間違えて、無駄な努力をしてしまうことがマツヨシの経験では多いです。
 淡々と仕事をするような気持で、作業を進めて行きましょう。その際、時間的に無理なことが明らかならば、その部分は諦めて、時間内に出来る部分に始末を付けていくことも重要です。見切りは千両の値打ちが有ります。

 それでは、読者の皆様、行ってらっしゃい。
 試験中に心臓マヒで亡くなったら、マツヨシがブログ内で冥福を祈ってやるぞ!
 逝って来い!



 追伸
 今年度は「土地の☆式」にどんな問題が出るのか?
 毎年外して申し訳ないのですが、マツヨシの勝手な予想を書きます。

 平成21年度は、あまりに難解でした。平成22年度はその反動で、建物を極端に難しくして、土地はやや易目にしてありました。しかし、なまじに計算自体が易しかったために、「これで良いのだろうか?」とかえって疑問が出てきて、受験生は戸惑ったでしょう。
 問題文も、何やら考えさせようとしてその結果スベッた感がありました。
 そこで、ことしの法務省の問題作成担当官は、「ほどほどに難しくするべー。」と思っているに違いありません。
 ついては考えられるのは次のような問題です。

①面積分割問題の二次方程式を使うようなもので、平成21年度のように複雑な図形ではなく、単純に面積を二分するようなもの。
 (ア)土地を平行線で二分する
 (イ)土地を垂線で二分する

②変身補正(←わざと字を間違えています)
 ただし、受験生はこの問題に深入りしないように。今まで出題されたことがないので…。

③誤差の補正
 ただし、2cmぐらいの誤差を按分計算で配分したりするのは、問題として無理があるので、下3桁までで計算するように指示があるかもしれない。つまりmm単位で誤差を配分する問題になるかも。しかし、そのようにすると解答を書くのにも、面積計算をするのにも何かと時間が掛ってしまうので、それも無理があるのかもしれません。

④単純な座標値の変換問題
 平成22年度のようなもので、ちょっとした実務上の知識も交えてひねっただけで、旧座標値を新座標値に(平行移動で)変換するだけ。ただしこれだけでは、簡単すぎるので、もう一つ求点問題を絡めてくる。

⑤単純な四点交点問題

⑥普通の(二次式を使わない)面積分割問題
 分割線の片方の端点は、座標値が与えられていて、もう一方の端点を求める。ただし、これでは、簡単過ぎるので、何かひねってくる。

 …などです。がんばれよ!

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しょーもない話08(受験が崩壊する時) [しょーもない話]

 もうすぐ、本試験です。
 マツヨシは、今での人生で、いろんな試験を受けてきました。
 幼少のころの、各種技能試験から始まって、英検・高校大学入試・その模擬試験・運転免許・簿記・宅建・測量士・マン主任・マン管…。しかし、試験中に「ああもう駄目だ。もう何をしても無駄だ。」とか「これは合格は無理だろう。また次回か?」とか投げ遣りになったことはほとんどありません。試験中は淡々と問題を解いていくだけでした。ただし、終わってから、「ああ駄目だなこりゃ。」と感じたりすることはよくあります。読者の皆様もたぶんそうだと思います。
 しかし、試験時間が極端に短い土☆☆☆☆☆士の試験は、(答練も含めて)試験中に「もう駄目だあああああ!」と感じるくらい時間が無いことがしばしばです。

 やや遅い受験生で、択一が50分、建物が50分掛ったとすれば、残り土地が50分。
 これなら、(合否は別として)最後まで頑張れそうです。
 しかし、もっと遅い受験生で、、択一が55分、建物が55分掛ったとすれば、残り土地が40分。これだと、問題を読むだけで、10分。すぐに、問題の構造が解り、「何を問うているか?」「計算の方針はどうなるか?」が推測できない時は…。その時は、「急げ急げ。」と心がせき立てて、電卓を押す指は震え、とんでもないボタンを押したり、無駄な確認を何度もしたり。あるいは、メモリーを取り違って、とんでもない数値が出て呆然としたり…。ついには、投げ遣りな気分になるものです。

 自宅で問題を解いている時は、それほど焦りも感じず、冷静に作業の出来る方でも、本試験だけはそうは行きません。なにしろ、周りは電卓の音がガチャガチャとうるさく、定規で線を引く音がギー・ゴリゴリと響き、問題用紙をめくる音がバサバサバサバサとしているのです。
 しかし、例え土地には残り時間が40分しかなくて、しかも問題のポイントさっぱりつかめなくても、冷静にそれなりの対応をするべきです。
 次の要素だけはクリアーできないものでしょうか。

①土地☆式の穴埋め問題や文章を書く問題を完全に埋める。

②地積測量図の周囲の部分を埋める
ア方位・縮尺・(単位:m)
イ申請者・作成者
ウ筆界点の種類
エ基準点等の名称と座標値
…など

③座標値の与えられている筆界点を使い、出来るだけ図面を完成させる。辺長・地番等すべて解るものは書き入れる。

④座標値を計算で求める必要のある筆界点の計算がどうしてもできない時、あるは今から考えるつもりであるが、時間が残り少なくて出来そうもない時があります。この時、図面上に「求点は、とりあえずこの辺にあるだろう。」と推定で筆界点を描き入れてしまう。


 まあ、ここで①と②ぐらいは、出来そうなものです。
 ③の途中で終わってしまう受験生も多いです。
 ③が終わって、④に行く前に求点に時間を割き過ぎてそのまま終わる受験生もしばしば見受けられます。
 昨年度は、建物がやたらと難しかったですから、土地まであまり手を掛けられなかった方も合格されたようです。④まで行けたら、「合格かも」という夢を見ることができます。
 確かに、④まで行っても求点が出来ていませんので、求点の座標値が書けませんし、面積も書けませんし、この点に絡む辺長も書けません。正解の図面と重ね合わせて見れば、どうしても位置的にズレがあるでしょう。しかし、これらの減点はそれほど大きいものではありません。うまく行けば、(1)求点の座標値、(2)面積二か所、(3)辺長3辺、(4)求点の図面上の位置ズレ…。4~5点ぐらいの減点で済むかもしれません。
 ③が出来ていれば、④の作業自体は、それほど時間の掛るものではありませんので、何とか行ってください。そうしないと、「図面が未完成」ということになって、印象がよろしくありません。

 とにかく、最後まで諦めるんじゃねえぞ!
 このブログの読者の皆様なら、最後の7分で求点・求積・辺長計算ができるのじゃからな!



 話は変りますが、7月下旬から日本の株価が下がり、マツヨシは「これは安い、これもだ!」とどんどん買って行きました。その結果、8月初めの米国市場の暴落をまともに食らい、非常に苦しい展開です。もう諦めて塩漬けですな。現在満腹なのに、眼の前に美味しいケーキを出されているような状態です。…もう食えないぞ!




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